米アップル、2年ぶり減収 中国減速、スマホ不振響く
【ニューヨーク共同】米アップルが29日発表した2018年10~12月期決算は、売上高が前年同期比5%減の843億1千万ドル(約9兆2千億円)となり2年3カ月ぶりの減収だった。中国の景気が減速し、主力製品のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が振るわなかった。純利益は0.5%減の199億6500万ドルと2年ぶりの減益。
19年1~3月期も減収を予測しており、部品を供給する日本メーカーへの影響も懸念される。
製品別売上高は、アイフォーンが15%減の519億8200万ドルにとどまった。新モデルへの買い替えが進まず、ドル高による価格上昇も響いた。
最終更新:1/30(水) 9:31
共同通信