NHK、受信料値下げ見送りへ 学生らへの減免措置についても検討を継続
2017.11.16 07:26
NHK、受信料値下げ見送りへ 学生らへの減免措置についても検討を継続
NHK放送センター(玉嵜栄次撮影)
NHK経営委員や関係者によると、30年末に実用放送を開始する超高精細映像4K・8Kの放送サービスの充実などで視聴者への“還元”を図る一方、学生らへの受信料の減免措置についても検討を続けている。
放送法は、NHKの放送を受信できるテレビを設置した世帯・事業所について、NHKと受信契約を結ばなければならないと定めている。口座振替かクレジットカードで2カ月ごとに支払う場合、月額は地上契約が1260円、衛星契約が2230円(一部地域を除く)。14日発表された29年度中間決算では、9月末時点での受信契約総数は4063万件で、支払率は79・4%。受信料収入は3449億円で、中間期としては過去最高となった。