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民放キー局5社の4~6月期、4社が最終減益 広告が不振

日本経済新聞 業績ニュース

民放キー局5社の4~6月期、4社が最終減益 広告が不振

2017/8/3 22:27

  民放キー局5社の2017年4~6月期連結決算が3日出そろい、TBSホールディングスを除く4社の純利益が前年同期比で減少した。全般にテレビ広告が伸び悩む中、テレビ朝日ホールディングスでは番組制作費の増加が、日本テレビホールディングスでは本社ビルの保守修繕費が利益を圧迫した。

 売上高はフジ・メディア・ホールディングスを除く4社が増収だった。フジHDでは視聴率低迷による広告収入の落ち込みが大きかった。テレビ東京ホールディングスでは放送収入が伸び、TBSHDは通販事業が好調だった。

 18年3月期通期でも、TBSHDを除く4社が最終減益を見込んでいる。テレ東HDはアニメ版権事業の好調を背景に純利益の見通しを上方修正。純利益は前期比11%減の38億円(従来予想は19%減の34億円)を見込む。他の4社は純利益の見通しを据え置いた。

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