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シャープ「8K並み」テレビ発表 反転攻勢へ新製品次々

経営再建中のシャープは、フルハイビジョンを上回る高画質の「4K」テレビを今夏、相次いで投入する。4Kテレビの市場では他社にリードされ、テレビ全体では価格競争が激しく利益を出しづらくなっている。4Kの新製品投入で、もうけもシェアも上げていく考えだ。

 シャープが21日に発表したのは、4Kの液晶パネルを使ってさらに高精細な「8K」並みの映像が見られるテレビ。他社にない技術だといい、「看板商品」として7月から売り出す。80型で想定価格は168万円(税別)と高額だが、シャープ4Kテレビ全体のイメージを上げるねらいもある。この機種以外にも、人気のある50型前後を中心に20万~35万円ほどの6機種を6月末から発売する。

 4K市場でシャープは劣勢だ。調査会社BCNによると、テレビ全体のシェアでは4割弱を占め首位だが、4Kではソニーが3割強でトップ、パナソニックとともに25%前後にとどまっている。

 

朝日新聞デジタル

 

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