「電波の日」記念式典 情報通信や放送の発展などの貢献を表彰
「電波の日」の6月1日、記念の式典が東京都内で開かれ、情報通信や放送の発展などに貢献した個人と団体に対する表彰が行われました。
「電波の日」は、昭和25年6月1日に電波法と放送法が施行され、電波の利用が広く認められるようになったことを記念するもので、ことしで72回目となります。
記念の式典は、新型コロナの感染拡大で開催が見送られてきましたが、ことしは出席者を絞ったうえで3年ぶりに開かれました。
式典では、金子総務大臣の代読として渡辺総務政務官があいさつし、「『デジタル田園都市国家構想』の実現に向け、光ファイバーや5Gなどのデジタル基盤の整備をさらに加速し、高齢者などのデジタル化に不慣れな方々に対する支援も強化していく」と述べました。
また、「携帯電話サービスでは引き続き、事業者間の競争が働く環境づくりを進めるほか、デジタル時代における放送の将来像や制度の在り方について検討を進めていく」と述べました。
このあと、「総務大臣表彰」などの表彰式が行われ、情報通信や放送の発展などに貢献した個人や団体に表彰状が手渡されました。