テレ朝・亀山社長「ワイド!スクランブル」BPO審議入りで謝罪
テレ朝・亀山社長「ワイド!スクランブル」BPO審議入りで謝罪「視聴者の皆様にあらためておわび」
東京・六本木のテレビ朝日社屋
テレビ朝日は30日、東京・六本木の同局で定例社長会見を開き、「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前11・25)が放送倫理違反の疑いで放送倫理・番組向上機構(BPO)の審議入りしたことについて謝罪した。 同番組の「視聴者からの質問に答えるコーナー」で今年3月以降、事前に番組側が用意した質問を視聴者からの質問として取り上げられていたことが発覚。26日付で同局のチーフプロデューサーとプロデューサーを減俸1カ月、情報センター長をけん責処分にしたと発表した。今月に入り、BPOの放送倫理検証委員会が審議入りを決定した。 これを受けて亀山慶二社長は「BPOの放送倫理検証委員会の判断を重く受け止めまして、真摯に対応していきたいと思っています。視聴者の皆様にあらためておわび申し上げたいと思います」と謝罪。「再びこのようなことを起きないように再発防止策を徹底して参ります」と再発防止に努める考えを示した。