総務省が25日発表した20年度の情報通信メディアの利用状況に関する調査結果で、平日のネット平均利用時間が、テレビ視聴時間を初めて上回った。新型コロナの感染拡大により、ネットを多く利用する若者の在宅時間が増えたことなどが影響したとみられる。 前年度の調査では1日当たり126分だったネットが、今回は168分に急増。特に10代と20代で長かった。テレビは160分程度で大きく変わらず、新聞を読む時間とラジオ聴取時間はそれぞれ8分、13分で前年度とほぼ同水準だった。 休日はネットが131分から174分に増えた。テレビは215分から223分に増え、ネットを上回った。